婚活における相性とは ~彼と話が合わない理由~
こんにちは!婚活女子ラボです
お見合い相手に対して、どうもこの人とは話が合わないなあ…と思った事ありませんか?
話が合わないのには、価値観の違いの他にもいくつか要因があります。
今日はその違いとなる要因について掘り下げていきましょう。
<目次>①内向的と外向的ー感心や興味の方向性の違いー②IQとEQの違いー知識の幅と共感性ー③共通項がないー感情に目を向けるー
① 内向的と外向的
パーソナリティには性格・個性・人柄・気質などの要素がある為、人によって物の見方はだいぶ変わってきますが、心理学者のユングは人間の基本的態度を2通りに分けています。
内向的=主観的な心の内容に関心を向けた時の態度
外向的=感心や興味が外界の事物や人に向けられた時に現れる態度
例えば二人で同じ映画を見た後に感想を述べる際、内向的な人はどこのシーンでどんな風に心が揺さぶられたかを話すのに対し、外向的な人はあの主演俳優は前作の方が役に合っていた、あの監督はやはり恋愛物語を撮るのが上手いねといった事を話します。
興味の対象が違うので同じ映画を見ているのにも関わらず、お互いの感想はかなり異なってきます。
このギャップを楽しめるのなら実りのあるお付き合いになりますが、違和感を感じるとなんだか話が合わないなあ…となる訳です。
②IQとEQの違い
IQは一般的にも知られている知能指数ですが、EQはご存知でしょうか?
EQとは「感情をうまく管理し、利用する能力」のことで、「こころの知能指数」とも言われています。
話を聞くと言うのは、相手の発した言葉をそのまま耳で捉えるだけでなく、相手の話した内容を「理解」するという技術です。
この「理解する」過程でIQは必要になってきますし、EQは相手の気持ちを受け取り、自分はどう思ったかを伝えるのに必要なのです。
自分の事ばかり話してしまう人、自分の聞きたいことだけ聞くのに一生懸命になってしまう方も多くいます。
一方通行の会話ではコミュニケーションとは言いません。
会話とはスペックを計る秤ではなく、シーソーの様に二人でバランスをとって楽しむもの。
相手の話を聞いて理解し、共感(共鳴)する。
ここまでが会話によるコミュニケーションです。
会話を楽しむには、お互いの気持ちを理解しようとする努力が双方に必要でしょう。
③共通項がない
現代は娯楽も多く、多様性がある為にお見合い相手と同じ趣味を持つことが難しくなってきています。
共通点がないと話が続かない…といったお悩みも聞きますが、会話内容を趣味や事物に向けるのではなくお相手の感情そのものに向けてみてはどうでしょうか?
なぜその趣味が好きなのか、その事に関わっている時どう感じているのか。
好きなことをしている時、好きなものに触れている時の喜びを表現してもらうのです。
その返答により、お相手のパーソナリティが見えてくると思いませんか?
そしてあなたも自分の趣味について語る時、どのように感じどのように心が動くのかをお相手に伝えてください。
“好き”という感情をシェアし、語り合うことでお互いの距離が縮まるはずです。
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いかがでしたか?
自分の感情を伝えるのに慣れていない方は、始めは戸惑うかもしれません。
しかし会話によるコミュニケーションは生きていくのに必要不可欠なもの。
自分の感情を表現をしつつ、相手の感情も引き出し意見交換をする。
幸せな結婚生活には欠かせない技術ですので、是非習得して頂きたいと願っています。
信頼関係は対話で築くものであり、そこで築いた深い相互関係から愛が生まれるのではないでしょうか。
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